ツバメ算式?(その2)

DVC00007_ed_ed.jpgツバメは毎年同じ場所に
帰ってくるはずで、
そこでは毎年子どもが
たくさん生まれているはずで、
なのにどうして駅前のツバメの巣は
「ねずみ算式」に増えていかないの?
という疑問。

図書館で図鑑を見たら、その答えがすぐに分かりました。
(答え)
毎年同じ巣に帰ってくるのは親ツバメだけで、
子ツバメ達は巣立ったらもう産まれた巣には戻らない。
(ほかの場所に分散して新たな巣をつくる。)
へぇぇ…
つまり「実家は親のもの」で、巣立ったら完全に親離れ。
3世代同居とか、2世帯住宅とか、ツバメの世界には無用なのですね。
子どもの頃には散々親にエサを運ばせて、大人になったらさようなら。
親孝行も、恩返しも一切なし。
でも、自分が親になった時には、同じように子に尽くす。
それがツバメ算式に代々受け継がれる絆なわけで。
自然界はシンプルで、強いです。

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