ツバメ日記2010(5) 野鳥は大切に!

 ツバメ団地にまた新しいご近所さんが増えたようです。
 去年まで巣がなかった場所に、いつの間にか巣がかけられて、その下にはしっかり「フンよけパネル」までとりつけられていました。
100506_新築ツバメ
  それにしても、こうしたパネルは
 一体どなたがつけるのでしょう…?
  アルミかなにかの金属でできて
 いるようですが、こんな風にぴったり
 と据え付けるのは、かなりの手間だ
 と思います。接地面の凹凸に沿っ
 た完璧なカッティング。いい仕事
 してるな~。

 
 これだけ土台がしっかりしていればツバメも安心でしょう。もちろん我々通行人も、安心、安心。通行に支障があるからと巣を壊すのではなく、ツバメも人も共存できるようにという心遣い。本当にありがたいと思います。
 …ところで、ふと気になったので、ツバメの保護について軽~く調べてみました。
 
Q.よく耳にする「鳥獣保護法」って、ツバメにも該当するのかな?
A.その答えは、とりあえず「YES」のようです。良かった…。
 いわゆる「鳥獣保護法」では、野鳥の捕獲や殺傷は成鳥のみならずヒナや卵に対しても禁じられており、ツバメも例外ではないようです。
 つまり、例えばフン害が嫌だからと短絡的に巣を壊して中にいたヒナや卵を傷つけてしまった場合なども罰せられるということです。あくまでネット上の情報をかいつまんだ私なりの解釈ですので、参考までに…ですが、もし身近な会話の中などで「自宅にできたツバメの巣を壊したい」というような話が出てきた時には、違法となる場合があることを助言した方が良い、ということは確かです。
 千葉駅周辺のツバメ保護にも、そうした側面の配慮があるのかもしれないな~。
 法律が無くても当たり前に野鳥と共存できる世の中だったらいいのにな~。 
などと思いつつ…
 まあ、背景はどうであれ、係の方の思いやりがなければここまで丁寧なパネル設置はかなわないでしょう。やっぱり、影の努力に「感謝」です。

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