八重桜が散り積もった地面から
いつの間にか芽を出していたスズ
ランが、かわいい花を咲かせまし
た。花壇からはみ出して咲いてし
まった子もいて、どうしたものか
と思案中です。
(かわいいけど、抜くっきゃないよなぁ…)
庭では次々と季節が移ろい、
花が咲き、実が育ち、それをただ
眺めて楽しむのも良いのですが、
今日は雨のせいか、珍しく知的好
奇心に火がつきました。
ドイツスズラン (ユリ科)
学名:Convallaria majalis L.
Convallaria(ラテン語「谷間の」)
majalis(ギリシア語「ゆり」)
全草に強心配糖体コンバラトキシン
(有毒)などを含み、根や根茎とと
もに強心、利尿薬として、生薬をそ
のまま利用したり、製薬原料とする。
あやめ(文目) (アヤメ科)
学名:Iris sanguinea
Iris(アイリス/ギリシャ語「虹」)
sanguinea(血紅色の)
花の外花被の基部に黄の網状斑(綾に
なった目)をもつことからアヤメと
呼ばれるようになったという説がある。
花色は主に紫、ほかに白がある。
大蔓穂(おおつるぼ) (ユリ科)
学名:Scilla peruviana(シラー・ペルビアナ)
Scilla(シラー属)
peruviana(ペルーの)
学名に「ペルーの」とあるが、
実は地中海沿岸が原産。
5月頃、短い総状花序に青紫色の
花をたくさんつける。
地下茎部分が有毒。
これらの写真はすべて庭で今朝撮りました。ですから開花時期は「今」ということで省略します。
…とまあ、今日のところはこのぐらいで。
ネット検索で和名を調べて、手元の図鑑にあたるという方法で調べました。
(参考文献は「週刊朝日百科世界の植物」昭和50年ごろ刊行)
素人ですので専門家の方、もし間違いがありましたらご教授ください。
また他の花についても追々調べたいと思っています。
その他、シャクヤクは近々開花、椿は最後の一輪という感じ。カエデは、花が全部散ってブーメランみたいな種がたくさんついています。
梅の実は、強風で落ちたもの以外は順調に育っています。枝が伸びて手が届かなくなってしまったので写真は断念しました。梅酒にできるくらい実ればいいな…。
左から、 シャクヤク、 椿、 くるくるまわって遠くに飛んでいくカエデの種