新緑(3)

090505_鈴蘭1 八重桜が散り積もった地面から
いつの間にか芽を出していたスズ
ランが、かわいい花を咲かせまし
た。花壇からはみ出して咲いてし
まった子もいて、どうしたものか
と思案中です。
(かわいいけど、抜くっきゃないよなぁ…)
 庭では次々と季節が移ろい、
花が咲き、実が育ち、それをただ
眺めて楽しむのも良いのですが、
今日は雨のせいか、珍しく知的好
奇心に火がつきました。

090505_鈴蘭up ドイツスズラン (ユリ科)
 学名:Convallaria majalis L.
    Convallaria(ラテン語「谷間の」)
    majalis(ギリシア語「ゆり」)
 全草に強心配糖体コンバラトキシン
 (有毒)などを含み、根や根茎とと
 もに強心、利尿薬として、生薬をそ
 のまま利用したり、製薬原料とする。

090505_アヤメ あやめ(文目) (アヤメ科)
 学名:Iris sanguinea
    Iris(アイリス/ギリシャ語「虹」) 
    sanguinea(血紅色の)
 花の外花被の基部に黄の網状斑(綾に
 なった目)をもつことからアヤメと
 呼ばれるようになったという説がある。
 花色は主に紫、ほかに白がある。

090505_シラーペルビアナ 大蔓穂(おおつるぼ) (ユリ科)
 学名:Scilla peruviana(シラー・ペルビアナ)
    Scilla(シラー属)
    peruviana(ペルーの)
 学名に「ペルーの」とあるが、
 実は地中海沿岸が原産。
 5月頃、短い総状花序に青紫色の
 花をたくさんつける。
 地下茎部分が有毒。

 これらの写真はすべて庭で今朝撮りました。ですから開花時期は「今」ということで省略します。
 …とまあ、今日のところはこのぐらいで。
 ネット検索で和名を調べて、手元の図鑑にあたるという方法で調べました。
(参考文献は「週刊朝日百科世界の植物」昭和50年ごろ刊行)
 素人ですので専門家の方、もし間違いがありましたらご教授ください。
 また他の花についても追々調べたいと思っています。
 その他、シャクヤクは近々開花、椿は最後の一輪という感じ。カエデは、花が全部散ってブーメランみたいな種がたくさんついています。
 梅の実は、強風で落ちたもの以外は順調に育っています。枝が伸びて手が届かなくなってしまったので写真は断念しました。梅酒にできるくらい実ればいいな…。
090505_シャクヤク赤 090505_シャクヤク白 090505_椿 090505_紅葉の種
左から、 シャクヤク、 椿、 くるくるまわって遠くに飛んでいくカエデの種

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