やれWindows Vistaだ、Mac OSXだと、ちまたのマシンはすごい早さで進化していますが、なかには一昔、二昔前の機械を大事に使っていらっしゃる方もいるはず。
かく言う私1号も骨董品的価値がでてきたマシンを所持しています。
その名はMacintosh PowerBook 2400c/240
動かしているOSは8.5、内蔵メモリは80MB、CPUはPowerPC 603ev、マシンの速度は240MHzという代物です。
MacのOSは8.5からOS9→9.1→9.2→OSX(テン)→10.1→10.2→10.3→10.4ときて、間も無く10.5にあたるレパードの発売が迫っています。
マシンの脳みそCPUに至っては、PowerPC603→604→G3→G4→G5→IntelMacと格段の進化を遂げています。
つまり、最近のマシンがフェラーリならば、こいつはさしずめ三輪車、いやいや、ローラースルーゴーゴーといったところです。
さすがに動画やFlashなどにはついていけませんが、文字や写真のページくらいならついていけるはず!と、久しぶりに起動してこのページを立ち上げてみたところ、
やりました!開きました!読めました!!
さすがにキーボードから文字になる反応はカメのように遅く、入力し終えてしばらくは文字が1つずつ表示されるのを眺めていなくてはなりません。
しかしそれは、指一本で一文字一文字考えながら、確認しながら入力できるということでもあります。
何事にもスピードや効率性が優先される昨今ですが、時にはこのマシンの前で、頭も心もリラックスして文章を綴るのも素敵かも、と思っています。