世界の人形時計 引退のからくり?

 「老朽化」したという人形時計の稼働終了日が「なぜ今日なの?」という、2日前の素朴な疑問。
 どうやらタイミングを同じくして、そごうが東京ディズニーランド「イッツ・ア・スモール・ワールド」のスポンサーから撤退したらしいことがわかりました。TDLのHPを見ても、オフィシャルスポンサーの覧に「そごう」の名前はありません。
 そもそも、これら「世界の人形時計」は、そごうとTDLとのコラボレーションの上に成り立っていたもの。スポンサー契約が終了すれば、TDL側の商標に抵触する店頭のからくり人形時計も、その日を限りに見せられなくなって当然です。なるほどね、と一人納得。
 折しも一昨日は、東京ディズニーランドにとって開園25周年(1983年4月15日開園)という大切な記念日。舞浜が一大記念イベントにもりあがっている様子は各種ニュースで取り上げられていました。もちろん、25周年で湧いている本家の裏で「からくり人形さようならセレモニー」を同時開催するなんて、無茶な話ですよね。双方にとってイメージダウンになりかねない裏の事情をあえてアピールしたくないというのが企業側の本音なのかもしれません。
 『そごうのからくり人形時計引退』
 『東京ディズニーランド開園25周年セレモニー』
 この2つのニュースは、
 「4月15日」というキーワードで繋がっています。
 近ごろ、ニュースや新聞を見て、「もっと本当のことを教えてよ」と言いたくなるのはなぜでしょう?
 小さなニュースは、隠しきれない大きなニュースからはみ出したの氷山の一角…
 それとも、私の年のせいか?性格か?
 もし、からくり時計に企業ロゴが入っていなくて、舞浜にあるアトラクション等とも全く関係がなかったら、人形達は今日も道行く人々の足を止め、子どもたちの目を輝かせるような存在であり続けていたのかもしれません。

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