6月になりました。
先週関東も梅雨入りしましたが、今日は雨傘よりも日傘の出番。風がカラッと涼しく、絶好の散歩日和です。
たまたま立ち寄った日比谷公園は110周年。キャンドルや馬車、アマチュアサークルのクラシック演奏、江戸ガラスの展示など、アニバーサリーイベントが開催されていました。
公園の中は都心とは思えぬ静かさで、青葉が風にそよぐ音、馬車がカッポカッポと通り過ぎて行く音などになごみます。
このかわいらしい洋館は「松本楼」。機会があったら是非ランチにも寄ってみたい♪
こちらは日比谷公会堂の隣にある「日比谷図書文化館」。地下1階に「プロント」と「まい泉」が合体した喫茶スペースを見つけ、ついつい早めの夕食に突入してしまいました。
食後、同館1Fのギャラリースペースで「藤田嗣治 本のしごと」という展覧会を観ました。
太平洋戦争の前後に日本やフランスで活躍した「フジタ」が、文化人達との国際的な交流の中で手がけた本の仕事(雑誌や詩集、小説の表紙デザインや挿し絵など)を、当時の貴重な印刷物、書籍を集めて紹介しており、とても見ごたえのある展覧会でした。入館料はなんと大人300円。明後日6月3日で終了というのが惜しいところです。
7時の閉館を知らせるアナウンスとともに外へ出ると、公園中のキャンドルに火がともっていました。
野外音楽場からもれ聞こえはじめたバンド演奏も、なんとも良いムード。
結局、ここでいつのまにか4時間が経過…。たくさん歩いて(食べて)森林浴もして、音楽やアートにもふれて、なりゆきまかせにしては良い休日となりました。