墨の1号さんが珍しいお菓子を買ってきてくれました。その名も「塩あんびん」。ご存知ですか?埼玉県の一部地域でのみ手に入る郷土菓子です。
先日某TVで紹介されたばかりなので番組を見た方はご存知かと思いますが、小豆を煮込む際に砂糖を一切入れず、塩のみを加えたしょっぱい餡を、味付けなしの白い餅で包んだ代物なのです。
しょっぱい和菓子って、一体…??半信半疑でさっそく試食してみました。
まずは何も付けずにそのままパクリ。「あ、甘くない…」「塩味アンコだ~」
次に、TVで紹介された通り砂糖を十分にまぶしてパクリ。「う~ん…甘くなったね…」
最後に、砂糖醤油をつけてパクリ。「なるほど…」
アンコ好きの1号さんは「砂糖醤油いける!何個でも食べれそうだな~」と好印象のご様子。わたくし3号は正直、普通の甘い餡でつくった方がおいしいだろうな、と思いました。2号さんも、これはこれで美味しいと言いつつ、普通のアンコの方がお好みのようでした。
これが地元では、和菓子屋さんの1番人気で、お茶受けとして当たり前に食されているのか~
食は文化なり?郷土菓子の奥深さを舌で知った今日のおやつタイムでした。