東京都美術館で開催中の「フィラデルフィア美術館展」を観に出掛けました。
少し早起きして、9時過ぎに上野に到着。久しぶりの京成上野駅から一歩出ると、辺りは美しく色づいた楓や銀杏であふれていました。
紅葉に気を取られて、美術館に到着したのは9時40分。いつのまに…。でも土曜なのに意外とすいてる?…と思いきや10時過ぎる頃には団体や親子連れがわんさかやってきたので、あわてて入場しました。あぶないあぶない。
今回、目玉となる作品はいくつもありましたが、私のいち押しはルノワールによる奥さんの肖像画です。
やわらかい色調の裸婦で知られているルノワール。いわゆる「豊満の美」や裸婦が苦手な私にとって彼も苦手画家のひとりだったのですが、今回この作品に出会えてその認識が180度変わりました。
肖像画で「このモデルの人に会ってみたい」というような魅力を感じたのは、ずいぶん前に見た「病める子」(ムンク)に描かれたムンクのお姉さん以来です。
もちろん見所はほかにもたくさんありましたが、とても書ききれません。
クリスマス・イブまでの企画展。まだ間に合うのでみなさんも是非!
それにしても、上野公園の銀杏は立派ですね~落ち葉の量も半端じゃない!そこらじゅうが黄色い絨毯です
今年は秋を満喫する前に冬が来てしまったような気分だったので、今日このタイミングでここに来られたことが何だかうれしい。
そうそう、この展覧会にあわせて、都美館の脇にワゴン車の屋台が出てました。
フィラデルフィア仕込みのあつあつチーズステーキのサンドイッチ500円、オニオンガーリックをまぶしたフライポテト200円。近くのベンチでイチョウに囲まれながらの素敵なランチタイムです。また食べたいな~、でも期間限定なのです。(企画展同様、イブまで?)
サンドイッチは美術館に入らなくても買えるので、上野公園散策がてらに寄ってみても良いかな~。
午後はさすがにチケット売場にも列が出来ていました。観るなら人がまばらな9時~9時半ぐらいに入って、昼頃出てくるというのが一番おすすめです。
パンもさくさく!