浅草 浅草寺

先日、浅草の浅草寺にお参りに行ってきました。
ご存知、雷門から浅草寺の間にひしめく商店街「仲見世」は、人・人・人!
老若男女や外国人観光客でごったがえしていました。
休日の浅草寺っていつもこんな感じなのかな~景気いいな~なんて思いながら、今回の目的は参拝じゃ!と人をかきわけ、ようやく本堂「観音堂」へ。
実は参拝するのははじめて。
浅草観音様はどんなお顔をしているのかなと思ってみると、凡字(サンスクリット文字?)らしき文字があしらわれた旗が奉られていました。
後で知りましたが、ご本尊の「聖観世音菩薩」は平常見られないのだそうです。
雷門
また知らなかったことですが、「雷門」は正しくは「風雷神門」というのだそうです。
確かに門の両脇には風神と雷神が祭られている。
(やっぱり太鼓とかしょってて雷神様のほうが派手だから?やっぱり雨を呼んでくれる方がいいのかな?)
雷門と書いてある大提灯を門の裏側からみると
ちゃんと「風雷神門」って書いてありました。

このお馴染みの雷門、実は昭和35年(1960)に95年ぶりに再建されたものだそうです。
ということは、明治~大正、昭和初期には存在しなかったということか。。。知らなかった。
確かにこの門はコンクリート製だし、祭られている「風神」「雷神」およびその裏に祭られている龍神像「天龍」「金龍」の2体はなんだかさらに新しい。
龍神像の制作は、いずれも近代彫刻史に名を刻んだ平櫛田中(天龍)と菅原安男(金龍)によるもの(門再建時より時代は下る)。両氏とも東京藝術大学名誉教授です。(「風神」「雷神」の制作者は今回調べがつきませんでした。)
雷門を松下電器の松下幸之助氏が寄進したことは有名ですが(大提灯にも「松下電器」と書いてあります)、もっと知りたいという方は、こんなサイトがありましたのでご参考ください。
●浅草寺と三社様
http://www7.ocn.ne.jp/~sehayama/oteratojinnja.htm#oteratojinnja
●平斎の日記
http://d.hatena.ne.jp/heisai/20060713
人形焼や雷おこし、芋ようかん、おせんべい、揚げ饅頭屋(流行ってるの?)などの食べ物屋さんに、小間物や手ぬぐい、はっぴ、扇子や傘といった和なものたち、外国人観光客を意識した浮世絵屋さんや、仏像などを扱うお店、そしてご存知おもちゃの刀やちょんまげなどのかつら、テロンとした安っぽい着物(?)などを売っているとってもキッチュな土産屋たち・・・・
この日は時間に余裕がなかったので、寄り道したくなる心をぐっと押さえて焼きたての人形焼きだけ求め、早々に次の地へ移動。
またゆっくり行こう。

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