「河井寛次郎と棟方志功」展を観覧しました。またもや会期が終わる直前の滑り込み。仕事をばたばたと片付けてモノレール駅で割引券を買って駆けつけるという一連の流れにもすっかり慣れました。金曜日の夜は空いていて、自分のペースで鑑賞できる所が好きです。
今回の展示もとても見応えのある内容でした。思い返して一番印象に残ったのは、河井さんの木彫作品。板画(※)と陶芸を観に行ったつもりだったので、我ながら意外です。(※棟方さんは「版画」ではなく、あえて「板画」という表記を好んでいたそうです。)
民芸の時代に生き、良い出会いを得て、たくさんの素晴らしい作品を世に生み出して時代を超えてその偉業を認められているお二人が、なんとも羨ましい限りです。