本日、「テーブルウェアフェスティバル2012」のオープニングセレモニーが開催されました。
客席から見渡す会場には気持ちの良い緊張感がみなぎっています。
こうなると、もう昨日の搬入・設営のあわただしさが嘘のようですが、目を凝らせば自分たちのブースもちゃんとそこにあるのです。何とも言えないワクワク感に胸が踊ります。
弦楽四重奏が響くセレモニーは厳粛そのもの。高円宮久子さまご列席の中、主催者等による挨拶やコンテスト上位入賞者の表彰式が執り行われました。
最後にテープカット。いよいよフェスティバルの開幕です。
その後の内覧会では、会場の一角でコンテスト部門のオープニングパーティも行われました。そこで改めて優秀賞以下の発表と表彰があり、私たちの作品も何とか賞をいただくことができました。
あわただしい仕事の合間を縫うように手探りで準備を進めてきたアマチュアチームの私たちにとって、プロ・アマ混合のコンテストでの入賞には「喜び」だけでは言い尽くせないものがあります。私たちの努力を認め、コンセプトを理解してくださった審査員の皆さまに心から感謝しています。
正直なところ、昨日の搬入では「もっと作品を良くできるはずだ」との思いを残しつつ会場を後にしました。今回の受賞を励みに、昨日までの時間との戦い(=自分との戦い)に敗れた悔しさをバネにして、より上位への入賞を目指し頑張ろう!と決意を新たにした私たちでした。
コンテスト会場に飾られている作品たちは、どれも作者の心がこもったものばかりだと思います。器や配置の美しさ、豪華さも分かりやすい見どころかとは思いますが、もう1つ、そのコーディネートに託された「思い」なども想像しながら観覧していただければ嬉しく思います。
一般公開は明日2/4から2/12まで。みなさま是非ご観覧ください。